【ささら板】で構造用合板よりも強い耐震床を実現

国は大規模地震による死者を半減させるため、既存住宅の耐震補強改修をすすめること決めました。計画によると平成32年度までに95%の住宅の耐震化を進めることになっています。

まだ床の耐震性については法の整備がなされていませんが、地震時における床の変形による建物のねじれを防ぐ方法として、床の耐震性が注目されるようになってきました。

婦負(ねい)森林組合(富山市八尾町)と弊社とは、このことに着目し、床板に耐震性を持たせる方法の研究を重ね、H23年2月2月富山県木材研究所において、4通りの異なった仕様で耐震性能試験をおこないました。

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せん断性能試験機に試験体を取り付け 試験の経過―変形角度0.04rad、荷重40KNで一部に空隙が発生 
(最終的には床倍率約4.4)2011.2.18写真提供:婦負森林組合


床で床倍率4倍以上の結果を得ることができました。比較試験をした24ミリの構造用合板の床倍率は3.7倍でしたから、板幅150ミリ、30ミリ厚のスギ板を張るだけで合板以上の床倍率をえることができました。

大規模公共建物の木造化、木造中高層化には、床倍率の高耐震化もますます注目されてくると見られます。国産スギ材の有効利用面からも、役に立つのではないかと期待しています。